特殊機能紙
特殊機能紙pick up
自己消火する紙
水酸化アルミ二ウムを混抄することで自己消火性を持たせ、炎が燃え広がることを抑えた紙です。
「セラフォーム」 実験動画
もっと知りたい!「セラフォーム」について
どういう機能を持つ紙ですか?
火をつけても黒く焦げる(炭化する)だけで、炎が燃え広がりにくいという「自己消火機能」を持つ紙です。
なぜ燃えにくいのですか??
火をつけると、主素材である水酸化アルミニウムから結晶水が分離して熱を奪い、自己消火するという仕組みになっているからです。
どういう用途や場所で使用される紙ですか?
壁紙用裏打ち紙として多く使用されています。壁紙の下にある不燃ボードに貼り付けます。また、ハニカム構造に加工して、ドアや天井の内側などの芯材としても使用されており、軽量でありながら強度が高いといった特徴もあります。
高層ビルや公共施設の壁紙をはじめ、防火上の安全が特に問われる場所に多く使用されています。